クラウドワークスの報酬から差し引かれる手数料(マージン)はいくらですか?手数料の種類は?確定申告の際に使用する勘定科目は何か知りたい!
クラウドワークスを利用する際に気になるのは、報酬から差し引かれる手数料(マージン)の金額とその内容です。また、フリーランスの方は、確定申告における勘定科目も知りたいですよね。
手数料は報酬に大きな影響を及ぼすため、事前に理解しておくことは非常に重要です。
この記事では、クラウドワークスにおける手数料(マージン)の種類や軽減方法について詳しく説明しています。また、クラウドワークスと他の主要なサイトの手数料を比較したり、確定申告における適切な勘定科目についても紹介しています。
この記事を読むことで、具体的にクラウドワークスの手数料について理解し、自分に最適なサイトかどうかを判断しやすくなるでしょう。
クラウドワークスの手数料(マージン)に関心をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
副業をする方、フリーランス・個人事業主の方に役立つサイト
【副業をする方】
厚生労働省 「副業・兼業」
【フリーランス・個人事業主の方】
厚生労働省 「フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ」
内閣官房・厚生労働省等 「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」
厚生労働省・第二東京弁護士会 「フリーランス・トラブル110番」
クラウドワークスは魅力的なサイトだが、手数料(マージン)が発生する
- 国内最大級のクラウドソーシングサイト
- 仕事のカテゴリ・案件数が豊富(約1万1,000件)
- 独自の福利厚生サポートを受けられる
クラウドワークスは、国内最大級のクラウドソーシングサイトであり、登録ワーカー数は558.8万人、登録クライアント数は90.5万社(※)となっています。
ただし、利用する際にはシステム手数料や振込手数料などの手数料が発生する場合があります。特にシステム手数料は他のサイトと比較してやや高めですので、事前に把握しておくことが重要です。
クラウドワークスは魅力的なサイトですが、手数料が発生することを十分に理解した上で、利用するようにしましょう。
※クラウドワークス「2023年9月期 第2四半期決算説明資料+中期経営目標「YOSHIDA300」」より
クラウドワークスにおけるワーカーの手数料(マージン)
クラウドワークス手数料まとめ | |
---|---|
登録料 | 無料 |
アカウント維持手数料 | 無料 |
スカウト・仲介手数料 | 無料 |
キャンセル料 | 無料 |
解約料 | 無料 |
システム手数料 | 5〜20% |
振込手数料 | 100円/500円 |
クイック出金利用料 | 5% |
クラウドワークスで発生する手数料(マージン)は、「システム手数料」「振込手数料」「クイック出金利用料」の3つです。登録料やアカウント維持手数料などは一切かかりません。
ここでは、3つの手数料について詳しく見ていきましょう。
システム手数料
クラウドワークスを利用して働く場合、報酬額に応じて5%から20%のシステム手数料が発生します。
報酬額 | システム手数料 |
---|---|
20万円超の部分 | 5% |
10万円超20万円以下の部分 | 10% |
10万円以下の部分 | 20% |
タスク形式 | 20% |
プロジェクト形式とコンペ形式は5〜20%、タスク形式は20%のシステム手数料が適用されます。
最大20%のシステム手数料が適用されることを覚えておきましょう。
手数料の計算例
報酬からシステム手数料を差し引いた受取金額は、以下の方法で計算できます。
以下は、契約金額が1万円(税抜)の場合における、システム手数料と受取金額の計算例です。
システム利用料:2,420円(税込)
10,000円 × 10% (消費税率)= 11,000円(契約金額(税込))
11,000円 × 20%(システム利用料率(税抜))= 2,200円(システム利用料(税抜))
2,200円(システム利用料(税抜))× 10%(消費税率)= 220円(消費税)ワーカーが受け取る額 8,580円
引用元:クラウドワークス「ワーカーシステム利用料」
11,000円 – 2,420円(システム利用料(税込))= 8,580円
振込手数料
クラウドワークスでは、報酬を出金する際には振込手数料が発生します。具体的な振込手数料の金額は、指定した振込先の金融機関によって異なります。
金融機関 | 振込手数料 |
---|---|
楽天銀行 | 100円/回 |
他の金融機関 | 500円/回 |
クラウドワークスでは、報酬の振込は通常、月に2回行われます(15日と月末)。
そのため、楽天銀行を利用する場合の1年間の振込手数料は2,400円になります。他の金融機関を利用する場合は、1年間で12,000円の手数料が必要です。
おすすめの振込先口座は、振込手数料が安い楽天銀行です。
クイック出金利用料
クイック出金を利用すると、報酬の出金は4営業日以内に可能です。※出金可能な金額には条件があります。
そのため、クイック出金は、すぐにでも報酬を出金したい場合に便利な制度です。ただし、クイック出金を利用する際には、出金額の5.0%に相当する出金利用料が発生するため注意が必要です。
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クラウドワークスと主要サイトの手数料(マージン)比較
クラウドワークスと主要サイトの手数料(マージン)比較は、以下のとおりです。
サイト | システム手数料 | 振込手数料 |
---|---|---|
クラウドワークス | 5〜20% | 楽天銀行:100円 他行:500円 |
ランサーズ | 15% | 楽天銀行:100円 他行:500円 |
クラウディア | 3〜15% | 300円 |
ビズシーク | 5〜10% | 楽天銀行:100円 他行:500円 |
ココナラ | 20% | 売上金額3,000円未満:160円 売上金額3,000円以上:0円 |
クラウドワークスの最大システム手数料は20%であり、他の主要サイトと比較して高い傾向にあります。振込手数料については、楽天銀行を振込先として設定すると手数料が比較的低くなります。
上記のサイトに関して詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
クラウドワークスの手数料(マージン)負担を軽減する方法
クラウドワークスの手数料負担を軽減する方法は、以下のようなものがあります。
- 10万円を超える報酬の案件を受注する
- 楽天銀行口座を振込先に選ぶ
- クイック出金の利用を避ける
クラウドワークスのシステム手数料は、報酬額が10万円以下の部分には20%が適用されますが、10万円を超える部分には5〜10%が適用されるため、手数料負担を軽減可能です。
また、楽天銀行を振込先口座に指定することで、振込手数料は100円となります。さらに、資金管理を効果的に行い、クイック出金の利用を避けることで、余分なコスト負担を減らすことができます。
手数料が低い他のサイトと組み合わせて利用することで、総合的に手数料負担を軽減し、手取り収入を増やすことも可能です。詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
この記事では、クラウドワークスの高い手数料に泣かないための5つの方法について解説しています。
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クラウドワークスの手数料(マージン)に関する注意点
ここでは、クラウドワークスの手数料(マージン)に関する注意点について見ていきましょう。
クライアントとの直接契約は禁止されている
クラウドワークスの手数料が高いからといって、クライアントと直接契約をすることは避けてください。クラウドワークスでは、クライアントとの直接契約は禁止されています。
11. 会員又は過去5年以内に会員であった者は、会員又は過去5年以内に会員であった者と、本サービスを利用せずに、直接に本サービスを通じて委託可能な内容に関する業務委託契約を締結すること及びその勧誘をすることを行ってはならないものとします。但し、弊社が事前に承諾した場合はこの限りではありません。
引用元:クラウドワークス利用規約
さらに、報酬の直接的な授受も禁止されているため、注意が必要です。
6. 受発注者間で本取引に関する報酬を直接授受することを禁止 します。なお、直接の報酬の授受の有無にかかわらず、クライアントは弊社に第2項所定の報酬の払込みを行う義務があるものとします。
引用元:クラウドワークス利用規約
このような違反行為を行った場合、契約違反と見なされ、違約金などのペナルティが課せられる可能性があります。そのため、直接的な契約や報酬の授受は避けるべきです。
この記事では、クラウドワークス初心者が知っておきたい注意点について解説しています。
手数料は報酬から差し引かれるため気づきにくい
クラウドワークスでは、手数料が直接報酬から差し引かれる仕組みとなっています。そのため、手数料の存在を忘れることがあります。
例えば、楽天銀行以外の口座への振込の場合、月に2回(15日と月末)の報酬振込日には、500円(税抜き)の振込手数料が差し引かれた金額が振り込まれます。
報酬の受け取る際には、システム手数料や振込手数料が差し引かれていることを念頭に置き、手数料負担を最小限に抑えるための対策を考えましょう。
この記事では、クラウドワークスの手数料削減方法や手取り収入を増やす方法について解説しています。
応募・契約時には手数料を差し引いた後の金額を確認する
クラウドワークスでの仕事への応募や契約時には、契約金額ではなく手数料を差し引いた後の金額を確認することが重要です。
手数料を考慮した金額を確認せずに進めてしまうと、具体的な収支計画を立てることが難しくなります。また、振り込まれた金額が予想よりも少なかったという驚きを受けることになります。
手数料を差し引いた後の金額を確認した上で、応募や契約の判断を行うようにしましょう。
この記事では、クラウドワークスの案件への応募時における名前の使用方法などについて解説しています。
クラウドワークスの手数料(マージン)に関するよくある質問
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まとめ:クラウドワークスの手数料(マージン)を考慮して利用してみましょう!
この記事では、クラウドワークスにおける手数料(マージン)の種類や軽減方法、そしてクラウドワークスと他の主要なサイトとの手数料比較について解説しました。
クラウドワークスにおける手数料は、システム手数料が5〜20%、振込手数料が100円/500円、クイック出金利用料が5.0%です。
他の主要なサイトと比較すると、クラウドワークスのシステム手数料はやや高めですが、多くのカテゴリや案件が用意されているため、利用者が多く人気のサイトです。
クラウドワークスに興味がある方は、手数料を抑えるための対策を講じながら、早速利用してみてください。
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