トリプルワークは可能か？経験者がスケジュールと働き方を解説

トリプルワークに興味を持っていて、このような疑問を抱く方は多いでしょう。

この記事では、筆者のトリプルワークのスケジュールや働き方について紹介していますので、トリプルワークが実現可能かどうかを具体的にイメージすることができます。

また、トリプルワークを実現するためのポイントや始め方についても紹介しています。

結論：トリプルワークは実現可能！ただし、誰にでも合う働き方ではありません。

筆者は、5〜6年前からトリプルワークを実践しているため、この働き方は実現可能だと考えています。

トリプルワークは、体力的にきついことも多く、プライベートの時間を削ることもありますが、月収や年収が増え、スキルが向上するなどのメリットもあります。

「お金を稼ぎたい」という気持ちが強い筆者にとって、トリプルワークは日常の一部です。以前はダブルワークをしていましたが、戻ると物足りなさを感じることもあるでしょう。

ただし、トリプルワークは誰にでも適した働き方だとは考えていません。身体を壊すリスクもあるため、安易に取り組むことは避けたほうがよいでしょう。

また、家族の理解やサポートを得られなければ、継続することは難しいです。

この記事では、トリプルワークについて筆者の視点から解説しています。

本業一本、ダブルワーク、トリプルワークなど、さまざまな働き方があるため、自分に最適な選択をする際のお役に立てれば幸いです。

以下の記事では、筆者の体験談をもとにトリプルワークやダブルワークについて解説しています。

トリプルワークのスケジュールと働き方【筆者の事例】

筆者のトリプルワークの仕事内容は、次のとおりです。

▼本業の内容とスケジュール
教育関連企業でスクール運営の仕事をしています。週に5日働き、勤務時間は9時から21時まで（残業を含む）です。

▼副業A（在宅ワーク）の内容とスケジュール
在宅ワークの副業では、主にクラウドワークスでライティングを行っています。加えて、データ入力や文字起こしの仕事も受けています。

週に3日から5日の範囲で副業に取り組み、平日においては1日あたり1時間以上の作業を行うルールを設けています。休日の場合には、5時間以上の作業を行うこともあります。

よく利用するサイトは、クラウドワークスやランサーズなどです。

▼副業B（営業補助）の内容とスケジュール
知人の会社で営業補助の副業を行っています。業務内容は、資料作成、営業同行、新人へのアドバイス・サポートなどです。

週に1日から2日程度（0日のときもあります）働き、勤務時間は2時間から4時間程度です。

トリプルワークを実現可能な人の特徴

時間に余裕のある人

トリプルワークは、3つの仕事を掛け持ちするため、時間に余裕のある人でなければ実現が難しいです。

トリプルワークを始めると、労働時間が今よりほぼ確実に増えることになります。

そのため、「週に1〜2日以上休みがある」「帰宅後に時間が取れる」など、時間に余裕がある人であれば、トリプルワークを実現できる可能性があります。

動機がある人

トリプルワークは体力的にきついことが多いため、目標や動機があるほうが実現しやすいでしょう。

なぜなら、「生活費を稼がなければならない」「スキルを身につけて早く転職したい」などの目標や動機があると、困難な時でも踏ん張れるからです。

逆に、明確な目標や動機がない場合、「きついことをやる必要はない」と考え、すぐにトリプルワークをやめる可能性が高くなるでしょう。

プライベートを犠牲にできる人

トリプルワークを始めると、プライベートの時間を確保することが難しくなります。

そのため、「絶対にプライベートの時間を削減したくない」「プライベートの時間を犠牲にしてまで働きたくない」という方は、トリプルワークを行うことは非常に難しいでしょう。

逆に、ある程度プライベートの時間を犠牲にできる方や、犠牲にしてでもトリプルワークを行わざるを得ない方は、トリプルワークを実現可能です。

トリプルワークを実現可能にする5つのポイント

具体的な目標の設定

「副業収入を月20万円稼ぐ」「トリプルワークで月収15万円増やし、年収180万円増やす」といった具体的な目標があると、モチベーションを維持するのに役立ちます。

また、目標に対する進捗状況を明確に把握でき、必要な対策や調整を考えることができます。

さらに、目標を達成した場合は、大きな達成感を味わえるでしょう。

トリプルワークに取り組む原動力となるため、具体的な目標を設定することは非常に重要です。

家族の理解とサポート

トリプルワークを実現するためには、家族の理解とサポートが不可欠です。

家族からの理解とサポートがある環境であれば、トリプルワークに対するモチベーションが高まり、より集中して取り組むことができるでしょう。

逆に、トリプルワークによって家族との時間が制約され、かつ家族から理解を得られていない場合、不協和音の原因となる可能性があります。

スキマ時間の活用

スキマ時間を最大限に活用することで、仕事に使える時間が増え、トリプルワークを実現する可能性が高まります。

通勤時間、休憩時間、待ち時間など、「スキマ時間を副業に充てる」という意識があるだけでも、仕事に使える時間は増えるでしょう。

自身の得意分野や経験の活用

自身の得意分野や経験を活かせる仕事を選ぶことで、「経験者」とみなされ、好条件の案件（例：報酬が高い）を獲得しやすくなります。

これにより、効率的に仕事ができ、稼ぎやすくなるため、トリプルワークの実現可能性が高まります。

逆に、得意分野や経験を活かせない仕事を選んでしまうと、「未経験者」とみなされ、条件の不利な案件（例：報酬が低い）が中心となるでしょう。

その結果、モチベーションが低下し、心身ともに疲弊しやすくなります。

在宅ワークの選択

在宅ワークは通勤時間が不要で、自分の好きな時間や場所で仕事ができるため、トリプルワークの実現可能性を高めることができます。

ライティング、データ入力、デザインなど、在宅ワークに対応した職種は多いため、おすすめです。

時間を効率的に使うことができ、仕事の時間を増やすだけでなく、プライベートの時間を確保することも可能です。

トリプルワークの始め方

トリプルワークの仕事を探す方法

クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトは、インターネット上で「仕事を探す人（ワーカー）」と「仕事を提供したい人や企業（クライアント）」を結びつけるサービスです。

ライティング、データ入力、デザインなど、幅広いカテゴリーと多数の案件が用意されており、初心者向けの仕事がたくさんあります。

副業マッチングサービス

副業マッチングサービスは、副業者とクライアントを結びつけるサービスです。

エンジニア、マーケティング、人事、広報、ライターなど、幅広い職種の案件が用意されています。

高単価案件が豊富で、登録料やシステム手数料は無料です。

アルバイト求人サイト

短期から長期の勤務が選択可能で、即日払いに対応した求人もあります。

例えば「半年だけ」など、自分の希望に合った期間だけ働くこともできます。

まとめ

この記事では、筆者のトリプルワークのスケジュールや働き方、トリプルワークを実現可能な人の特徴、実現するためのポイントなどについて解説しました。

「トリプルワークを実現できそうだな」「トリプルワークに挑戦してみたいな」と考えている方は、ぜひこの機会にスタートしてみることを検討してみましょう。