クラウドワークスのデータ入力でいくら稼げるの?
稼ぐためのポイントや体験談について知りたい!
本記事では、クラウドワークスのデータ入力でいくら稼げるのか解説します。また、データ入力の仕事で最大限稼ぐためのポイントや注意点、始め方についても詳しく紹介しています。
この記事を読むことで、クラウドワークスのデータ入力で得られる収入の相場感を把握し、データ入力の仕事を始めるかどうかを判断する際に参考になるでしょう。
副業をする方、フリーランス・個人事業主の方に役立つサイト
【副業をする方】
厚生労働省 「副業・兼業」
【フリーランス・個人事業主の方】
厚生労働省 「フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ」
内閣官房・厚生労働省等 「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」
厚生労働省・第二東京弁護士会 「フリーランス・トラブル110番」
クラウドワークスにおけるデータ入力の報酬相場
クラウドワークスがクライアント向けに公表している「クラウドワークス発注相場」によると、データ入力の発注相場は以下のとおりです。
仮に、上記の条件が適用される場合、データ入力の仕事で1時間あたり1,000円以上の報酬を得ることが可能です。
ただし、これらはあくまでクライアント側の相場であり、必ずしも上記の報酬が全ての案件に適用されるとは限りません。
【体験談】クラウドワークスのデータ入力で稼げた金額は1件あたり44円、時給換算で約880円から1,320円
筆者は6年ほどクラウドワークスで副業をしています。主にライティングの仕事をしていますが、時折クライアントからデータ入力の仕事も依頼されます。
結論から言うと、データ入力は稼げる仕事とは言い難いです。
先日もクライアントからデータ入力の仕事の依頼がありましたが、その報酬は6,600円(手数料を差し引く前)でした。
※赤枠内はデータ入力の報酬、他はライティングの報酬です。
具体的には、Googleスプレッドシートに営業先リストを作成する仕事で、入力件数は合計150件、1件あたりの報酬は44円(税込)です。
入力内容が非常に多く、1時間で処理できる件数は20〜30件ほどです。したがって、時給に換算すると約880円〜1,320円(手数料差し引き前)となります。
クラウドワークスを初めて利用する場合、実績がないため、データ入力の報酬はより低い可能性が高いです。
データ入力は手軽に始められる仕事ではありますが、報酬が低いことを考慮しておくことが重要です。
以下の記事では、クラウドワークスでのライティングに関する体験談などについて紹介しています。
初心者がクラウドワークスのデータ入力で稼ぐのは難しい理由
初心者がクラウドワークスのデータ入力で稼ぐことが難しい理由を、把握することは非常に重要です。
難しい理由を理解することにより、より効果的な対策を立てることができます。また、具体的にデータ入力の仕事で稼げるのかどうかを判断することも可能になります。
ここでは、初心者がクラウドワークスのデータ入力で稼ぐことが難しい理由について詳しく見ていきましょう。
タスク形式の案件が中心となるため
初心者がクラウドワークスのデータ入力で稼ぐのが難しい理由は、初めはタスク形式の案件が中心となるからです。
タスク形式の案件は、クライアントとの契約手続きが不要で、クラウドワークスのサイト上ですぐに作業を開始できるという特徴があります。初心者向けの案件が多いものの、報酬は低い傾向があります。
一方で、報酬が高く、継続的な受注も期待できるプロジェクト形式の案件に関しては、一定の実績がないと受注することが難しいため、初めはタスク形式を中心に取り組むことになります。
そのため、初心者がクラウドワークスのデータ入力でまとまった収入を得ることは容易ではないと言えるでしょう。
■タスク形式、プロジェクト形式とは
・タスク形式:クラウドワークスのサイト上に用意された設問に回答を入力するだけで作業が行える受注形式です。回答がクライアントに承認されると報酬が支払われます。タスク形式は、低単価の案件が多いですが、初心者向けの案件が豊富に存在します。
・プロジェクト形式:案件に応募して条件が合意された場合に契約手続きを行い、作業を開始する受注形式です。作業が完了した後、クライアントが検収を行い、問題がなければ報酬が支払われます。一般的に、タスク形式よりも報酬が高い案件が多い傾向があります。
この記事では、クラウドワークスのタスク案件で収入を得ることが可能なのかを、実際の体験談を踏まえて解説しています。
データ入力の仕事は高単価の案件が少ないため
クラウドワークスに限らず、データ入力の仕事は一般的に高単価の案件が少ない傾向があります。
データ入力は、専門資格や特別なスキルを必要とせずに取り組むことができるため、システム開発やWebデザイン、ホームページ制作などのような専門性の高い仕事と比較して報酬が低くなることが多いです。
高単価のデータ入力案件は少ないため、月に30〜40万円以上のようなまとまった収入を得ることは難しいでしょう。
まとまった作業時間が必要となるため
データ入力の報酬体系はほとんどが「1件◯円」という形式であり、作業時間が増えれば収入も増える一方、作業時間が少なければ収入も少なくなります。
例えば、1件あたりの報酬が5円で、1時間で120件のデータ入力が可能な場合、作業時間による1ヶ月の収入は以下のようになります。
このように、まとまった収入を得るためには、十分な作業時間を確保する必要があります。
しかし、多くの方が仕事や家事に忙殺されており、クラウドワークスのデータ入力で十分な収入を得ることは容易ではありません。
初心者がクラウドワークスのデータ入力で最大限稼ぐためのポイント
これらの3つのポイントを実行することで、クラウドワークスのデータ入力で稼げる可能性を高めることができます。
タスク形式で実績を積み、プロジェクト形式の案件に挑戦する
クラウドワークス初心者は、まだ実績がないため、高単価や継続が期待できるプロジェクト形式の案件を獲得することは難しいです。
そのため、最初は低単価のタスク形式で実績を積むことが重要です。タスク形式は低単価の案件が中心ですが、初心者向けの案件が多いため、実績づくりに適しています。
最初はタスク形式のデータ入力で10〜20件以上の実績を積み上げ、その後、高単価や継続が期待できるプロジェクト形式の案件に挑戦しましょう。
プロジェクト形式のデータ入力を受注できれば、より稼げるようになります。
入力速度を向上させる
データ入力における1日あたりの収入の一般的な計算方法は、次のようになります。
したがって、データ入力による収入を増やすためには、以下の点を実現する必要があります。
- 単価を引き上げる
- 入力速度を向上させる
- 作業時間を増やす
入力速度が向上すると、単価や作業時間が同じでも、より多くの収入を得ることができます。入力速度を向上させるための主な方法は、以下のとおりです。
- タイピングの練習をフリーソフトなどで行う
- 各作業ごとに入力速度を記録する
- 予測変換機能を活用する
- キーボードの配置を覚える
入力速度を向上させ、より稼げるようになりましょう。
十分な作業時間を確保する
データ入力における1日あたりの収入は、「1件あたりの単価×1時間あたりの入力件数×1日の作業時間」で計算されることが一般的です。そのため、作業時間が増えると稼げる可能性も高まります。
ただし、仕事や家事で忙しい方も多く、作業時間を確保することは容易ではありません。そこで、スキマ時間を上手に活用することが重要です。
通勤時間や休憩時間、待ち時間など、スマホを活用して数分単位のスキマ時間にデータ入力を行うことで、より稼げるようになります。
スキマ時間を有効に活用することで、効率的に稼ぐことができます。
以下の記事では、副業時間を作る方法や平均などについて詳しく解説しています。
【5ステップ】クラウドワークスでデータ入力を始める手順
クラウドワークスの公式サイトにアクセスし、会員登録を行います。必要な情報を入力するだけで、すぐに登録が完了します。
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以下の記事では、会員登録の仕方や必要なものについて解説しています。
クライアントはプロフィールを参考にして応募者を選考するため、プロフィールの内容が受注率や収入に影響します。
プロフィールをしっかりと充実させることで、受注率を高めることができます。
以下の記事では、具体的な例文を交えながら、効果的なプロフィールの作り方について詳しく解説しています。
銀行口座を登録する手順は、以下のようになります。
- マイページのアカウントメニューを開く
- 「プロフィール編集」をクリックする
- 「振込先口座登録」を選択する
- 口座情報を入力する
振込手数料が安くておすすめなのは、楽天銀行です(楽天銀行:100円、他行:500円)。
データ入力の案件を探す方法は、以下のとおりです。
- マイページで「仕事を探す」をクリックする
- 「データ入力」とキーワードで検索するか、または【「事務・カンタン作業」→「データ作成・入力」】を選択する
興味のある案件が見つかったら、応募しましょう(プロジェクト形式の場合)。応募する際には、自身のアピールポイントをしっかりと伝えることが重要です。
この記事では、応募メッセージにおける自己紹介の書き方やアピール方法について詳しく解説しています。
データ入力の仕事を始める際には、条件や納期を守りつつ、クライアントからの指示に従って作業を進めましょう。
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以下の記事では、クラウドワークスの始め方や稼ぐコツについて詳しく解説しています。
クラウドワークスのデータ入力で稼ぐ際の注意点
ここでは、クラウドワークスのデータ入力で稼ぐ際の注意点について紹介します。
最大20%のシステム手数料がかかる
クラウドワークスでは、報酬から最大20%(税抜)のシステム手数料が差し引かれるため注意が必要です。システム手数料は、報酬額や受注形式に応じて5%〜20%が適用されます。
報酬額 | システム手数料 (税抜) |
---|---|
20万円超の部分 | 5% |
10万円超20万円以下の部分 | 10% |
10万円以下の部分 | 20% |
タスク形式 | 20% |
タスク形式においては、報酬から一律20%のシステム手数料が引かれます。一方、プロジェクト形式では、報酬額に応じて5%〜20%のシステム手数料が適用されます。
報酬からシステム手数料を差し引いた後の受取金額の計算方法については、以下のとおりです。
以下は、契約金額が1万円(税抜)の仕事をした場合のシステム手数料と受取金額の計算例です。
システム利用料:2,420円(税込)
10,000円 × 10% (消費税率)= 11,000円(契約金額(税込))
11,000円 × 20%(システム利用料率(税抜))= 2,200円(システム利用料(税抜))
2,200円(システム利用料(税抜))× 10%(消費税率)= 220円(消費税)ワーカーが受け取る額 8,580円
引用元:クラウドワークス「ワーカーシステム利用料」
11,000円 – 2,420円(システム利用料(税込))= 8,580円
この記事では、クラウドワークスの手数料削減方法や手取り収入を増やす方法について紹介しています。
危険なクライアントや案件には注意する
クラウドワークスには、90.5万社(※1)のクライアントが登録しており、案件数は1万件(※2)を超えています。しかし、中には悪質で危険なクライアントや案件も存在するため、注意が必要です。
悪質で危険なクライアントや案件に関わると、犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクがあります。以下のようなクライアントや案件には特に警戒しましょう。
- 商品やサービスを売りつけてくる
- LINEでの連絡を勧めてくる
- 直接契約を勧めてくる
- 評価や評判が著しく悪い
- 誰でも簡単に稼げることを謳っている
これらの要素が見られる場合は、慎重に対応することが大切です。
※1:株式会社クラウドワークス「2023年9月期 第2四半期決算説明資料+中期経営目標「YOSHIDA300」」
※2:2023年7月25日時点
この記事では、クラウドワークス初心者が知っておくべき注意点について詳しく解説しています。
納期やクライアントの指示には必ず従う
データ入力の仕事をする際は、必ず納期や条件、クライアントの指示に従いましょう。
これらが守られていない場合、報酬が発生しない可能性があります。また、クライアントからの評価が低くなり、今後の仕事の受注率などに悪い影響を及ぼすことがあります。
納期や条件、クライアントの指示は必ず守るよう心掛けてください。
以下の記事では、クラウドワークスで儲かるための11つのコツについて解説しています。
クラウドワークスのデータ入力に関するQ&A
ここでは、クラウドワークスのデータ入力に関するQ&Aについて紹介します。
クラウドワークスのデータ入力でいくら稼げるのか把握したら、早速始めましょう!
この記事では、クラウドワークスのデータ入力でいくら稼げるのか、稼ぐためのポイント、注意点、そして始め方について紹介しました。
クラウドワークスのデータ入力では、高単価の案件が少ないため、月に30万〜40万円以上などのまとまった収入を得ることは難しいです。
しかし、プロジェクト形式の案件に挑戦したり、入力速度を向上させたりすることで、一定の収入を得ることは可能です。
クラウドワークスでデータ入力の仕事に興味のある方は、さっそく会員登録を行い、仕事をスタートしてみましょう!
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副業を始める際は、厚生労働省の「副業・兼業」にあるガイドラインにも目を通すことをおすすめします。
フリーランスの方は、厚生労働省のサイトも確認しておきましょう。
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