Webライティングの副業で稼ぐコツは?
このような悩みを解決するために、この記事では、Webライティングの副業で稼ぐコツについて解説します。Webライティングの副業歴6年で月10万〜20万円以上収入を得ている僕が、実際に効果のあった方法をまとめています。
どのコツも、すぐに取り入れられるものばかりです。Webライティング初心者の方の収入アップに役立てると幸いです。
副業をする方、フリーランス・個人事業主の方に役立つサイト
【副業をする方】
厚生労働省 「副業・兼業」
【フリーランス・個人事業主の方】
厚生労働省 「フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ」
内閣官房・厚生労働省等 「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」
厚生労働省・第二東京弁護士会 「フリーランス・トラブル110番」
Webライティングの副業で稼ぐコツ12選
Webライティングの副業で稼ぐコツは、以下のとおりです。
- ライティングテンプレートを用いる
- 一文は短くコンパクトにする
- 数字を用いて説得力を高める
- 同じ語尾を3回以上繰り返さない
- 一文一義を意識する
- 箇条書きや表を多用する
- タイピング速度を上げる
- クライアントへの返信・修正対応は迅速に行う
- 行政機関などの情報を参考にする
- ターゲットへ向けた文章を書く
- クラウドソーシングを利用する
それぞれの内容について見ていきましょう。
1.ライティングテンプレートを用いる
「論理的な文章を書きたい」「わかりやすい文章構成を身につけたい」といった方は、ライティングテンプレートを活用しましょう。ほとんどのWebライターはテンプレート通りに文章を作成しています。
なぜなら、ライティングテンプレートを使えば、論理的でわかりやすい文章が簡単に書けるようになるからです。
文章力がアップすれば、クライアントの評価が高まり、継続受注や報酬アップにつながります。
メッセージが伝わりやすくなるため、書き手だけでなく読み手にもメリットがありますよ。
Webライティングで初心者が覚えておきたいライティングテンプレートは、以下の3つです。
初心者が覚えておきたいライティングテンプレート
- PREP法:「結論→理由→具体例→結論」で文章を構成する方法
- SDS法:「要点→詳細→要点」で文章を構成する方法
- PPC法:「約束→証拠・証明→行動の呼びかけ」で文章を構成する方法
僕はライティングテンプレートを取り入れた頃からクライアントから褒められたり、良い評価をもらうことが多くなりました。テンプレートの活用は本当におすすめです。
「ライティングテンプレートを使ったら”文章が良くなった”と褒められた」「もっと早くから使っておけばよかった」という方は多いですよ。
覚えておきたいライティングテンプレートの種類や特徴、例文、向いているケースについては、関連記事「【Webライティングにおすすめ】ライティングテンプレート3選」で詳しく解説しています。
早速、取り入れてみてください。
2.一文は短くコンパクトにする
一文が長いと読み手にストレスを与えてしまい、サイトから離脱する可能性が上がります。また、文字数が多く感じ、文章の意味が伝わりづらくなります。
目安として「一文50文字以内」に収めましょう。50文字以内であれば、スマホ表示で2行半程度なので、読んでいてそこまでストレスは感じません。
一文が60文字程度になるとスマホでは3行以上の表示となるため、読み手に文字量の圧迫感を与える場合があります。
Webライティングの際は「一文はできるだけ短くコンパクトに。長くても50文字以内」を意識しましょう。
読みやすい文章を作ると、読み手が記事の訴求ポイントまで進む可能性が上がり、クライアントの売上アップにつながります。クライアントからの評価が高まり、稼ぎやすくなるでしょう。
僕は最初の頃、一文が80〜90文字の場合もありました。(長いほうがいいと思っていた。。)
クライアントさんからアドバイスをもらい50文字以内を意識したところ、文章が読みやすくなりました。※文章によっては50文字を超えることもあります。
3.数字を用いて説得力を高める
Webライティングのタイトル・見出し・本文には、できるだけ数字を使いましょう。数字を用いると、文章に具体性が出て説得力が高まります。
以下は、実際に数字を用いた例です。
- このサービスを導入するとコスト削減が見込めます。
- このサービスを導入すると33%のコスト削減が見込めます。
- これまでに多くの方が購入しています。
- これまでに1,200人が購入しています。
- 通常価格より割引で安くなっています。
- 通常価格より42%安くなっています。
- Webライティングで稼ぐ方法
- Webライティングで稼ぐ7つの方法
数字があるほうが印象にも残りやすいですよね。
読み手にとっても、わかりやすくインパクトのある文章を作成できます。
数字を入れるだけで説得力が増し、読み手の興味を引きつけることができます。ただし「根拠のない数字をとりあえず入れる」はNGですので注意してください。
4.同じ語尾を3回以上繰り返さない
Webライティングの際、同じ語尾を3回以上繰り返すと、読み手に「幼稚」「くどい」といった印象を与える場合があります。
例えば、次のような場合です。
- 〜があります。〜になります。〜と思います。
- 〜です。〜可能です。〜だそうです。
- 〜ありません。〜ありえません。〜にはなりません。
「ます」「です」「ません」などの語尾を3回以上繰り返さないようにするだけで、文章が読みやすくなり、読み手のストレスを軽減できます。
文章作成の際には、同じ語尾が3回以上繰り返されていないか確認しましょう。
僕は最初の頃、同じ語尾を4〜5回以上繰り返していました(「〜あります」ばかり)。
クライアントさんから指摘され3回以上繰り返さないようにしたところ、格段に読みやすくなりました!語尾に困ったときは「〜可能です」が便利ですよ。
5.一文一義を意識する
Webライティングでは、読み手にわかりやすい文章を作成するために「一文一義」を意識しましょう。一文一義とは「1つの文章に入れる情報(メッセージ)は1つまで」というものです。
つまり、1つの文章に2つ以上の情報(メッセージ)を詰め込まないようにします。
例)
わかりやすい文章を作成するために、一文を50文字以内に収めて、一文一義を意識し、数字を用いることが大切です。
上記の文章だと「ダラダラとしてくどい」「何を伝えたいのかイマイチわからない」と感じますよね。
一文一義にすると、
例)
わかりやすい文章を作成するために、一文を50文字以内に収めます。
また、一文一義を意識してください。
数字を用いることも大切です。
上記のとおり、一文一義にするとスッキリとするため読み手の印象に残りやすくなります。
これ簡単なように見えて難しいです。でも意識することで、一文一義の文章が増えて、読みやすさがグッと上がります。
(という僕は今でも1文に2つ以上の情報を入れてしまうことがあります。。割合を増やすことが大事ですね。)
6.箇条書きや表を多用する
箇条書きや表を多用するのも、Webライティングで稼ぐコツです。
テキストだけだと、読み手は文字量の圧迫感を感じて、読み進めるのにストレスを感じます。
箇条書きや表などを多用することで「文字文字」した印象を和らげ、読み手のストレスを軽減できます。
箇条書きや表を多用すると読みやすい記事を作成できるため、クライアントの評価アップにもつながるでしょう。
箇条書きや表は積極的に使いましょう。スマホで格段に読みやすくなります。ただし、仕事を始める前に「箇条書きや表を多用していいか」クライアントの許可を得ておきましょう。(あとでやり直しになったら大変です)
7.タイピング速度を上げる
タイピング速度が上がれば、同じ時間で書ける文章量を増やせます。
Webライティングの報酬は基本的に「文字量×文字単価」なので、タイピングが速いほうが稼ぎやすいです。
また、スピーディーに記事を作成できるようになるため、クライアントの評価が高まり、継続受注や報酬アップが期待できます。
タイピング速度を上げるには練習しかありません。タイピング練習サイトなどを活用してトレーニングしましょう。
タイピングは速いに越したことはありません。タイピング速度に自信がない方は、生産性を上げるためにも練習が大事です。
8.クライアントへの返信・修正対応は迅速に行う
クライアントへの返信や修正対応は迅速に行うことも、Webライティングで稼ぐコツです。
返信や修正対応が早いと「仕事が早いから安心」といった良い印象をクライアントに与えられます。
逆に、対応が遅いと「納期に間に合わないリスクがある」といった悪い印象を持たれるため注意が必要です。
初心者でも、仕事への取り組み方が評価されて継続受注につながることがあります。
これすごい大事です。僕は実績がない頃「とりあえず反応スピードだけは誰にも負けない」と、クライアントから連絡や修正依頼があればすぐに対応していました。その結果、継続受注につながった仕事がいくつもあります。
その場ですぐに回答できない場合は「只今外出先ですので、◯時頃に改めてご報告いたします。」など、一言返信しておくと良いですよ。
9.行政機関などの情報を参考にする
Webライティングで稼ぐコツは、行政機関などの情報を参考にすることです。
信頼性が高い情報をもとにすることが、記事の説得力につながります。
例えば「平均年収」を調べる場合は、国税庁「民間給与実態統計調査」などを参考にします。
他のサイトに載っている情報を参考にすると、情報が間違っていたり、調査範囲が狭い可能性があるので注意が必要です。
「政府統計(e-Stat)」などを活用してデータを調べましょう。
行政機関の情報をもとに文章を作成すれば、説得力が一気に上がります。クライアントの信頼度や評価アップにもつながるでしょう。
自分で調べると勉強になる情報も多いですよ。
10.ターゲットへ向けた文章を書く
クライアントが記事のターゲット(ペルソナ)を教えてくれますので「そのターゲットへ向けて文章を書くこと」が大事です。
文章作成中に勝手にターゲットを広げたり、忘れてはいけません。
同じ商品・サービスでも、ターゲットによって説明の仕方やアプローチ方法が変わります。
「ターゲットが目の前にいる」「ターゲットにこの記事を読んでもらう」と意識しながら文章を書きましょう。
自ずと、使う言葉や説明の仕方がターゲットに合ったものになります。
11.継続して勉強する
ライティングスキルやSEOの知識などについて、継続して勉強することが大切です。ライバルは勉強しているため、何もしなければ稼げなくなります。
今の時代、本やWebサイト、動画など、さまざま方法で勉強できます。
通勤時間や待ち時間などのスキマ時間を、知識やスキルアップに使いましょう。
「時間がなくて困っている」という方は、関連記事「副業時間の作り方7選」を参考にしてみてください。ヒントになるかもしれません。
勉強は本当に大切です。僕もいくつも本を読んで勉強しましたし、今でもしています。
おすすめの勉強方法は「本を読む」「いろんな人のブログ・SNSを見る」です。お金はそれほどかからないし、役立つ情報が手に入ります。
「世界一やさしい Webライティングの教科書 1年生」などはわかりやすくておすすめです。
12.クラウドソーシングを利用する
Webライティング初心者は、クラウドソーシングを利用しましょう。
企業へ直接営業をして仕事を獲得する方法もありますが、時間がかかります。
また、実績がない初心者では、直接営業で仕事を獲得できる可能性は低いからです。
クラウドソーシングは、以下のメリットがあるため初心者におすすめです。
クラウドソーシングがおすすめの理由
- 求人数が多い
- 初心者・未経験者募集の求人がある
- 匿名で利用できる
- 無料で登録できる
例えば、大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の【ライティング・記事作成】の求人数は2,499件あります。※2023年1月9日時点
クラウドソーシングは報酬から手数料(5〜20%程度)が差し引かれますが、求人数が多く仕事を獲得しやすいため、Webライティング初心者におすすめです。
ほとんどのクラウドソーシングサイトは無料で登録できます。
僕は最初に2つのクラウドソーシングサイトに登録しました。(今では4つ以上)。
複数のサイトに登録すると求人数の母数が増えて各サイトの強みを生かせるので良いですよ(手数料が安い、福利厚生サービスがあるなど)。
Webライティングで稼ぐコツ12選 まとめ
この記事では、Webライティング初心者向けに実際に僕が試して効果があった方法「稼ぐコツ」を紹介しました。ここで紹介した内容がWebライティング初心者に少しでも役立てると嬉しいです。
他にも、Webライティングに役立つ関連記事があるため、そちらもご覧いただくことをおすすめします。
Webライティング副業の始め方を知りたい方は、関連記事「【簡単5ステップ】Webライティング副業の始め方」をご覧ください。Webライティング副業の始め方を5ステップで、わかりやすく解説しています。
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